美山の春

美山はる

河せせらぎて

ほととぎす

冬さりて

かやぶきの里

侘びすまい

我もまた

この内に在り

法相界

五蘊溶け

陰陽去るか

不ニ一元

ネギきざみ

芋かわむいて

酒をにる

今日も今日とて

テケテケおじさん

瀬はざわぎ

夕になくかや

ほととぎす

我はいま

いずこにありしや

たんば酒

ネギよろし

芋もよろしゅて

酒も、よし

悲しきや

我になかりや

神信心

言ぜんと

欲して

今は

彼はたれ

瀬はざわぎ

風はうなりて

山からす

家路をや

どこに

聞くかや

床の虫

あれ在りて

かも在るやらむ

聴くほだむ

笛ふかむ

琴ならさむや

風ゆらむ

春あさく

風すすりゆき

りとつ星

母なりて

祖母にてもある

河ゆらぎ

いま何更

三毒おきて

CDまわす

やま月夜

風ふきうなり

鹿のなく

亀のとく

陸の世界は

まだ、知らず

杉葉くち

若めつつむや

サンサーラ

朝の風

昼しょをよみて

ゆう酒と

(甥にきく

きく我もまた

風のもみ殻)

わが父君

いずこにおわすや

鹿の声

夜ちゅうにて

醒めてわずろふ

逆旅かや

 山中、忽然として帰りなむの情あるも、そは何処かはまだ知らず 

水もなく

波もなしとは

聞くぞだに

いばりする

バケツのそこぞ

我の顔

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