コロナで島国に閉じ込められた。軽キャンバーを買い、その道すがらに、宮で別荘地を買い、はずみで隣家も買った。鯖街道の中間地。横を美山川がながれる。












川のせせらぎ、鳥、虫の鳴き声、木々のさえずり、
我々は本来は自然内一存在であるべきなんだ。
鳥の世界、宇宙。
虫の世界、宇宙。
川の中には魚。
我々の膨満肥大した自己意識が、
己が全宇宙として
分と律を超えて煩悩錯乱を持つ。
死は全宇宙の破滅となる。
妄想、煩悩だ。
受け入れられなくても、
ただ眺める
眺め続ける。
悟りはいらない。
それを聴きつづける。